決してあきらめない障害者の作り方

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出生時、「3,4日の命」と言われた私がすでに40代。
「人生あきらめなければ何でもできる」を
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そんな私の生命エネルギーが燃焼する瞬間を語ります。

日々の日常 障害と私

逃げられない!解決するまで20年。形を変えて追ってきた私の課題とは?

2017年3月5日

奉子です。皆さんは過去に自分以外の人から、自分のことで、「よくないから直しなさい」等言われて、そのことに反発した経験ってありませんか?

本当はやらなきゃいけないことだけど、嫌すぎてずっと蓋を閉めたまま、自分の見えない奥にしまっていることってないでしょうか?

今日は私のそんなお話です。

中学の部活動。いきなりの上下関係に違和感を感じた私

尊敬

実は、初めて触れる話ですが、私は中学1年の時に一瞬、文芸部に所属していた経験があります。

その部は1年生が私一人だけ。2年生、3年生合わせても4人ぐらいの小さな部活でした。

しかし私はその部を2か月ぐらいで辞めてしまいました。

 

理由はこうです。「先輩に敬語が使えないやつは生意気だ」と言われ続けたからです。

私には、小学生時代は「頼れるお姉さん的たった、年齢が1つしか違わない人」が、中学になった瞬間に偉そうになる、あの上下関係の意味が全く理解できなかったのです。

同じ生徒です。先生ではありません。たったひとつの違いで、なぜへりぐだる必要があるのかがわからなかったのです。

 

同じ学年の生徒がいれば、まだ変わったでしょうが、私一人。

それをネタに、部活の度にターゲットにされ続けたので、嫌になって辞めたのです。

高校の部活動。今度は敬語使えるように頑張ろう。

吹奏楽部

ご存知の通り、高校では吹奏楽部に入部していました。

先輩には敬語を使わないといけないことはわかっていたので、そこは注意しました。

今度は、それが理由で先輩にターゲットにされるということはありませんでした。

しかし、1年後後輩が入ってきます。

私はこの上下関係という構図に、やはり違和感を感じていました。

「私はちっとも偉くないのに、敬語なんて使ってくれなくていい」と思っていました。

そこで、決して言ってはいけない一言を、後輩に言ってしまうのです。

 

「別に私には、敬語使わなくても良いから」

 

この後、何が起こったか、ほぼ察しはつくとは思います。

後輩は「先輩には敬語を使わなくてもよい」と判断し、他の私の同級生にも同じように話してしまったのです。

私は決して、全員にOKと言ったわけではないのですが、人間というものは良いように解釈します。

 

この一件で私は、他の同級生に「私たちは先輩で敬語を使ってほしいのに、どうしてそんなことを言ったのか?」と注意され、嫌な気持ちにさせてしまいました。

私は、活の輪を乱してしまうという失態を、犯してしまったのです。

 

実はやっぱり本心で理解していなかった。社会人時代

逃げよう

私は最初の会社に入社し、その会社には京都+大阪で10年弱在籍をします。

私はその会社では、元気で明るい性格から、同僚やお客様の評判も良く、少し調子に乗っていた部分があったのは事実です。

あるとき同僚に言われたのです。

 

「くろちゃんは、誰にでもお友達みたいな喋り方するよねー。私らはまあ良いけど、気をつけた方が良いよ。」

 

私は最低限の敬語は、使っているつもりでした。

私のフレンドリー口調は、自分の個性だと思っていたので、その助言を冷静に受け入れ、考えてみることをしなかったのです。

課題の本質。あなたはわかっていますか?

課題の真相は何?

そのときはついにやってきます。最初の会社を辞め、初めて全く違う会社で働いたときです。

入社してから1か月くらいだったとは思います。

支店長に呼び出しをくらいます。

 

「僕は〇〇さん(私のこと)を明るくて元気で良い子だと思ってるよ。

でもね、あなたの話し方が馴れ馴れしいってクレームになってるんだ。

もうちょっと言葉遣いに気を付けてくれないかな」

 

そのとき、私35歳。中学の時から、22年。同じ課題が形を変えてもっと大きくなって追ってきたのです。

その後私は、以前より気をつけて話しました。

上司は「気にならなくなった」とおっしゃってくださったのですが、しかしその後も、まだ直っていないと注意を受けることが続きました。

 

その後も続く私へのクレーム

敬語のことをいわれなくなってからも、私がなんとも思わないことで、「〇〇さん(私)のこの対応が気に入らない。大きな声が気が散る。黙らせろ」

毎日毎日、過去の自分が長所とされ、褒められていたことをすべて否定され続ける毎日が続きました。

自分の長所が短所になる場合があるということを、初めて知ったのです。

どうして私は、こんなに一生懸命やっているのに、こんな思いをするの?そう思っていました。

 

自分の担当仕事についても、また別の機会にお話しますが、過去の会社の自分の仕事レベルとは全く違う、高いレベルを求められました。

退職して初めてわかった私の課題とは

LIFE

最終的には、この会社を入社して2年半で退職しますが、退職して客観的に自分を見られるようになって初めてわかったことがあります。

私に足りなかったこと、それは

「自分の視点でしか、ものを考えていなかった」ということです。

 

声が大きいことも、フレンドリーな話し方も、それは過去の自分が「褒められる=良いこと」と思っており、それを私にかかわる人の全員の評価だと思い込んでいたのです。

 

「私の対応が気に入らない」と言われた時も、「私自身が気にしないことでも、他の人は気にすることもある」という観点が全くなく、「自分が気にしない=他の人も同じように気にしない」と思っていたのです。

 

敬語を使うことに関しても、社会のルールなので、たとえ疑問を感じても、そういうルールだと思って切り替えて、従う必要があったのです。

 

本当に「他人を思いやる」、「自分の気持ちではなく、他人の視点に立つ」という気持ちが私にあれば、

「敬語を使っているつもり」ではなく、心から気持ちのこもった、丁寧な言葉遣いができたはずなのです。

 

20年かかってやっとわかった課題の本質。現在の私

現在、私は会社の人事部で仕事をしています。

人事というのは、社員の方との関わりがメイン業務です。

 

今の会社に入社して、私自身の応対や口調で注意されることは一切なくなりました。

ついに私は、長年逃げてきた自分の課題をクリアしたのです。

 

もともとが自己意識が強い私は、やはりどこかで自分視点でものを見てしまうことは、プライベートでは今でも多いです。

ふりかえって、「あ、ダメだったな」と思うことはよくあります。

 

しかし仕事においては、その社員さんが求めていることは何か?

その社員さんにとって、心地よい話し方や口調はどのような感じなのかを、できるだけ感じるようにしています。

 

私のフレンドリー口調が心地よいと感じる人もいれば、そうでない人もいる。

今その返答電話をかけられれば困る人もいれば、すぐ返答がほしい人もいる。

 

私の関わる人が「最も気持ちの良いと思う対応」

社員の方に「この人にいうと、仕事がしやすいと思ってもらうこと」

今の私はそんな人事担当者であり続けたいと思い、毎日笑顔で楽しんで、仕事をしています。

気持ちというのは、いくら明るい声で話しても、楽しくなければ、電話でも相手にきっと伝わってしまいますからね。

 

このように、人生の課題というのはこのようにどんなに逃げてもクリアするまで、形を変えて追ってきます。

私のように、必ず耳の痛いことを言ってくれる人が時々出現するのです。

 

自分が言われて痛いことは、受け入れたくないでしょう。

中には「こんなうるさいことをいう人と関わりたくない」と思って、自らその耳の痛い助言を言ってくれた人のことを遮断する人もいると思います。

しかし、いくら逃げても、本当にそれがその人の人生において大事な課題なら、何度でも、何度でも出てくるのです。

 

最初の方がクリアするのは簡単なので、皆さんも何か逃げられない嫌なことは、最初のうちに片づけておいたほうが良いですよ。

大きくなると、クリアするのも本当につらいのでね。

 

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